★第935回 例会報告
参加者:山田先生、泉さん,江口さん、廣瀬さん、梶原さん,高田昌慶さん、斉藤さん、城さん,テッドさん、中永さん、志水さん,大西さん,高田要さん
今日は、最初に全員で図書館で城さんの「自分展」を見学に行きました。
入り口で城さんの等身大パネルが迎えてくれます。頭骨標本を中心とした展示で、城さんの向かおうとしている方向(歩いてきた方向?)が見えるようで興味深い展示でした。
☆自然観察の要
■繭3題
今日の自然観察の要は、
左上から、ヤママユガ(ヤママユ),クスサン(スカシダワラ),ヤママユガ,ウスタビガ,の繭です。食草が違うので普通はいっしょに見ることは難しいのですが、丹上山の狭い範囲での散策で見つけられたそうです。繭に穴が開いているのは,寄生蜂が出た跡です。
クスサンの終齢幼虫の腹から絹糸腺を取り出します。酢の中で引っ張って伸ばしていくと固くなり,丈夫な釣り糸になったそうです。なるほどの知恵ですね。
■タンポポ綿毛ボトル 作り方のコツ
針金で台座と支え棒を作っておきます。開きかけた綿毛状態のものを選び,花茎を花托まで針金に差し込みます。シリカゲルを入れたボトルに密閉します。実が熟すると,種子の部分が離れやすいように,くっついている部分が開きます。しかし,その前に乾燥させると,その部分が種子を包み込んだままになるので,種子が全てついたままドライ綿毛タンポポを楽しめます。
■オオムラサキの幼虫
冷蔵保存しておいた3齢幼虫を目覚めさせました。エノキが芽吹いて葉が出てきたからです。今年も美しい姿を見せてくれるでしょう。
■社の森イベント内容検討
タンポポづくし(タンポポ笛:太さや固さで音色が変わる,タンポポ茶・コーヒー),ウグイス笛,ウツギ笛・・・野草の天ぷら。野草を生で味わうのが原体験らしいと,みんなで野草を回し食い。ユキノシタは天ぷらの定番ですが,生で食すと苦くて▲!
昨年の春のイベントをテッドさんが撮られたスライドショーで振り返りました。同じ時期ですが,年によって自然の移り変わりに変化があるようです。
☆Gentaiken Teachers Lao
■ミラーセラピー←動画
中永さんが持参された鏡をクリップ2つでスタンドアップ!実にお手軽です。さらに,この鏡がOHPに入っているそうです。凸レンズとフレネルレンズは取り出したのですが,こんなお宝が残っていたとは。この鏡で,ミラーセラピーを紹介。実際は触っていない右手にティッシュの感触が感じられる不思議な現象です。
■スマホで顕微鏡写真
高校生にまず顕微鏡で微生物をスケッチさせます。その確認のために,スマホで視野を撮って先生に送ります。iPhoneは写しやすいそうです。アオミドロや珪藻,動き回るプランクトンがよく写っています。
■釘バランスその後
太くて長い釘の方がバランスが良いと,梶原さんがチャレンジ! 何と今までの記録を大きく塗り替えての60本超!! 大人もハマる奥深さです。
■世界が歪む新たな錯視
渦巻きで視野が歪む錯視は紹介済みですが,それより効果絶大な錯視を見つけました。これはすごい!気分が悪くなる程です。http://www.gizmodo.jp/2014/04/post_14348.html
☆本日のおやつ
・廣瀬さんのしっとりバナナケーキ ・向田さんの亀井堂:柔らか焼き ・高田さんのおもちゃ入り:からから焼き ・泉さんの紫いも饅頭
食べきれない程の差し入れオンパレード!!
おもちゃを閉じ込めた仕組みは,向田さんと女性陣によって,簡単に見破られてしまいました。