第866回 原体験教育研究会例会2012/07/13


参加者:山田先生、古寺、廣瀬、志水、中永、高田(要)、TED、梶原、高田(昌)

 

先週は、またまた4人きりだったそうですね。今夜は若者抜きですが、いつものメンバーが揃って、いろいろ話し合いました。次回がラストですが、データベースを書く会を、夏休み中にとる予定です。みなさん、ご参集の心づもりをお願いします。

 

■原体験の指導者講習会について(山田先生)

原体験は、指導でも教育でもない。説明するものでも教えるものでもない。自分が楽しんで体験することで、原風景が生まれる。

だから、指導者ではなく、パートナーシップといった言葉がふさわしいのではないか。対等の関係でお互いに学び合うというスタンスで。

遊びの学習というのもおかしい。遊びは子どもが産み出すもの。さらに、子どもに学ぶことの方が多い。子どもの方が、柔軟な頭で多様な遊びを作り出す。教えてしまうと、それしかやらなくなる。

 

■講習会と体験キャンプ案の検討(梶原さん)

レジメにそって、内容を検討しました。我々の経験を追体験させようとするものではない。子どもの発想で、いろいろな展開が可能になるだろう。

おおまかには、木を切り、それを使って体験をしてもらう。例えば、ヒノキのコースター作りについては、生木では無理なので、事前に乾燥させた物を用意しておく必要がある。どんな道具を持ち込むかも、展開をみこして考える必要がある。

木は燃えるのは当たり前? 燃えにくい木もあるし、それが防火林にもつながるという話もできる。

落ち葉のベッドへダイビングやトンネル潜り、ドングリ遊びなどを中心にして。ゆったりした時間のすき間に、山田先生のお話や体験活動を盛り込んでいただく。夜の暗闇体験や、2日目には火おこし(親子で)も入れたい。

何もない冬だから、やりにくいと思われがち。でも、見方を変えると、気づかなかった、知らなかったものが見つかるだろう。例えば、冬芽とか昆虫の集団越冬探し。トラップでネズミなどを捕らえるとか。

 

■ダンゴムシ

Start がんばれ!

右、左、また右でhalfway!

あっという間にGoal!

・誰が速いかダンゴムシ競争・・・円を描いて、真ん中にフィルムケースに入れたダンゴムシ。よ〜いドン。やってみると意外におもしろい!

・ダンゴムシの迷路(迷路:所さんの目がてんてんから)・・・交代性転換反応で、見事に迷路をクリアー(ハヤッ!)迷路の1つの壁の長さが12㎝以上になると難しくなるらしい。長い第2触角をカットしても迷路から脱出できる!短い第1触角が働いているらしい。

 

■三浦折り(斜め蛇腹折り)

①縦の線を山・谷折り

②こう折るのがポイント!

アバウトでOK!

三浦さんが考案された、簡単に展開&収納ができる折り方です。地図やパンフレットだけでなく、人工衛星などのソーラーパネル展開などで脚光を浴びました。以前にやったことがあるのですが、折り方を難しく考え

対角の端をつまんで引っ張ると

て断念していました。今回、要さんの指導で、全員簡単に折り上げることができました。まず、縦の線に沿って山折り・谷折りと折り進めます。後は、②のように束ねて山・谷折りをすればいいだけ。そうだったのか!

対角の端と端をつまんで引っ張れば、見事に平面に展開しました。

 

 

 

 

■風船爆弾(たのしい授業:仮説社)

リモネン割り!

ゴムを溶かすベンジン

スポイトでポタポタ

風船に、リモネンを含む「シールはがし」をスプレーしてバ〜ン。これは以前にもやりました。平尾二三夫さんが紹介されたのが、水入り風船にベンジンを垂らして割るというアレンジ。実に子ども受けしました。

水が飛び散る!

割れないタフな風船

リモネンでも割れない!?

割れるまでのドキドキ感と、割れて飛び散る水に濡れてキャー。水玉風船の連続爆発。水濡れ必至の手のひら爆発。勇気ある少年少女の頭上爆発などなど、笑顔の絶えない実験です。

 

■今夜の差し入れ(古寺さん、廣瀬さん)

ベーコンorチキン?

うまさにとろける

・アイス→次回までお預け。

・ベーコンチーズ&甘辛チキンサンド、カスタードレーズンケーキ

いつもながらの心づくしをありがとうございます。

こんな贅沢な例会、どこにもないっすよ!!

 

 

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