参加者 山田先生、志水、中永、廣瀬、TED、高田(要)、梶原、高田(昌)
■歩道のオブジェ in 川崎
廣瀬さんが、旅先で見つけた歩道のオブジェを紹介してくださいました。
旅先で時間待ちの散歩の途中、歩いている足元に真鍮のカマキリを見つけました。歩道の敷石にはめ込まれたレリーフのような・・
それがいくつか点在。それを追うように歩くと、その先に小鳥のオブジェ。さらに・・・小鳥の足あと、お腹の大きなヘビ、ヘビの這ったような後、イタチ、イタチの足あと、猛禽類、猛禽類の足あと、数種類の微生物・・・それをたどると大きなケヤキの木!! うん!?これって・・・と思いつき、後戻りしてみました。
やはり!! 始まりは植物の種。次は幼虫。その先にチョウ、トンボ、それから最初に見つけたカマキリ。その次は前述した順番で続き、大きなケヤキでエンドです。これって連続した意味のあるオブジェなのです。何一つ、説明もなく、ただ、ただ、それらのオブジェが、語るのみ。きちんとしたストーリーになっています。
さぁ、みなさん、お気づきになりましたか?例会では、中永さんがいち早くお気づきでしたが。お利口なみなさんは、もうお分かりですね?(廣瀬)
■自然観察の要
ヨコヅナサシガメ
冬の自然観察の定番(要さん談)というヨコヅナサシガメの成虫です。
以前の幼虫から羽が生え、成虫に変態しています。
他の昆虫を刺して食べることから、この名が付いたとのこと。
ミノムシ(シバミノガ)
ミノムシは、雄だけが蛾(ミノガ)になり、雌は幼虫形状の成虫になります。雌は交尾後死んでしまうそうです。
めっきりお目にかからなくなったオオミノガで遊んだ「ミノの着せ替え」をやってみました。
カタバミ
オッタチカタバミ(外来種) アカカタバミ ウスアカカタバミ カタバミ 葉の裏をよく見るとヤマトシジミのタマゴが見つかることがあるそうです。
「最近のカタバミは、多くが、この外来種ですから、そのつもりで探してみてください」と要さんの言。
ほんと?と早速、翌日、我が家の庭で探しました。ほんと、ほんと!オッタチカタバミでしたぁ!!
これまで、ずっと、間延びしたカタバミだとばかり・・・(廣瀬)
野豌豆3種類
カラスノエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウ 並べてみれば、違い歴然。
ナヨクサフジ
ナヨクサフジは、ヨーロッパ原産で最近増えているそうです。漢字では{弱草藤}と書きます。見事な藤色の花が印象的です。
ハルジオン
今回持ちこまれたのは、あざやかなピンクでした。
ウマノアシガタ
普通は、花びらが4枚ですが、遺伝子が固定されていないので、6枚のものもでてくるそうです。
アカウキクサの大繁茂
山の上から見た光景で、一瞬赤潮かと思いました。赤い水草がこれほど広がる様子を見たのは初めてでしたから。 ため池なので、アカウキクサでしょうか。 ウキクサと言えば楕円形というイメージですが、これは、水生シダ類の1種で、ヒノキの小枝を膨らましたような姿をしています。
アイガモ農法をする際、自然に生えてくる雑草だけでは餌が不足しました。そこで、外来種のアメリカオオアカウキクサ(アゾラ・クリスタータ)などが導入されました。それが、このように各地で広がっているそうです。
■水道のシールテープ・・・これは遊べる!!
素材がテフロンなので、伸縮性と柔軟性に優れていて、防水効果が絶大です。
高分子素材なので、縦方向にはよく伸びますが、横方向にはほとんど伸びません。
字などを書いてから縦に伸ばします。せっかく書いたのに、ビロンビロンになって台無しです。でも、横にピンと引っ張れば、あら不思議なことに元通り。笑えてくるほどタフな復活ぶりです。
■本日の差し入れ
きなこ味が濃厚で、めちゃウマでした。今夜もごちそうさまでした。