ふるさと体験(やしろの森公園)の下見


やしろの森公園 12月5日

参加者 梶原さん、大西さん、テッドさん、萩原さん、泉

9時にやしろの森公園の母屋前に集合し、竹筒ご飯の予行練習をしました。

まず、熾(おき)を作るために薪となる材を集めました。幸い廃材があったのでそれを利用させてもらいました。プログラムの時は参加者に森の中から枯れ木など集めてもらうつもりです。1時間もかからずに熾を作るための準備ができたので、竹筒の加工を行いました。

竹は梶原さんが準備されたものを使いました。どのように加工するか相談しながら横置きと縦置きの竹筒を準備しました。横置きの場合、米を入れる窓の大きさが大きいほうが良いか、小さめが良いかも試してみることにしました。縦置きの場合、炊飯する筒の高さはどの程度が良いかも試してみることにしました。また、横置きの竹はそのままでは転がるので、外側に出ている筒の下側を加工して静置出来るようにしました。

横置きの竹筒を熾の上に置くための台を耐火レンガで筒の長さに合わせて設置し、竹筒を置きました。竹筒に研いだ米を入れましたが、これにも時間がかかりました。狭い窓では入れにくいことが分かりました。また、水加減も思うようにできないことが分かりました。計量カップを使い、米の量の1、2倍の水を入れました。

炊飯時間は思ったよりも短く、蒸らす時間も入れて、30〜40分程度でした。これは熾の火力が強く、竹筒も熾の近くに置いたためだと思います。炊きあがりは少し固めのご飯になりました。もう少し水を多く入れても良かったかと思いました。

縦置きの竹筒ご飯は3本とも失敗しました。理由は竹筒に対する加熱部分が米の入っている節の下の部分にならなければいけないのに、中央を加熱していました。従って、加熱部より下の米は生の状態で、上の一部だけが食べられました。台を設置できるのであれば、横置きの方が簡単に炊飯できます。縦置きは練習して経験を積まないと難しいということが分かりました。

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