第911回 原体験教育研究会例会 2013/09/13


★第911回 例会報告

参加者:山田先生,増澤先生,泉さん,テッドさん、高田昌慶さん,高田要さん、梶原さん,國眼さん、斉藤さん,大西さん,江口さん、中永さん

前回に続いて國眼さんが連続の出席、國眼さんは「天空の城」竹田城近くからの参加です。山田先生同様遠路本当にご苦労様です。このところ出席が増えてきた向田さんは今夜は欠席です。大学はまだ夏休みのため院生さんのほとんどが欠席の中、江口さんだけが出席です。

 

■新データベースのトップページ案の再検討

DBトップまず、新データベースの体裁改良案について検討しました。今後おそらく10年間はさわれない画面になると思うと見る目にも力が入ります。原体験の「体」については注文通りに変更されていました。しかしよく見ると画面右の畑に浮き上がったような違和感があります。また、今回初めてこの絵をご覧になった増澤先生から「これは何?というのが印象」と言われ一同アバウトミーの画面がないことに気づきました。やはりいろいろな人の意見は聞くべきです。原体験としては巨額プロジェクトでもあり、よいものにしていきたいと思います。

 

☆Gentaiken Teachers Labo

■ダブルリード紙笛と空き缶大音響←動画

P1040241 IMG_2693P1040250今日は高田さんが音の実験を2つ紹介してくださいました。どちらも簡単な材料で驚きのある実験です。

1つ目は,ずいぶん前に紹介した紙片で作るダブルリード笛です。これは,2つ目の実験の前振りです。紙の端がブルブル震えるのが見えるので,音は振動であることが理解できる教材です。

 

P1040242P1040249IMG_35382つ目は、北野貴久さんの科学実験ショーで相方をつとめる「科学家のひよこさん」開発の実験紹介です。彼女は吹奏楽部出身なので,この実験を思いつかれたそうです。

まず、2つのアルミ空き缶のタブにたこ糸で持ち手をつけます。次に、たこ糸でぶら下げた2つの缶を、目の前で高さを合わせながらわずかに隙間を開けます。そして,その間に息を吹き付けると,2つの缶が引き合うようにくっついて音がします。ベルヌーイの定理,コアンダ効果,空気の粘性など,この現象に関する説明はいろいろ変わってきています。

さて,ここからです。プルタブを指でつまみ,缶の上部を指で軽く固定します。そして,缶の隙間に強く息を吹きかけると・・・。ギーーンというような高い振動音が発生!聞くところによると,寝ていた子が目を覚まして泣き出したとか。大きい缶より小さい缶の方が,高い音がします。インパクトが強すぎますが,音の教材として音=振動がよくわかる実験だと思います。

 

■コップin紙リード笛

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P1040258P1040259斉藤さんが工夫されていた様子を見て思いついた工作です。予想では,音がコップで拡声されて大きな音が出る・・・予定でしたが??? 開発途上のネタでした。

 

 

■その後のゴマ

山田先生の仰る通り、ゴマは葉を落しながら種を成熟させていきました。また、ゴマの葉は上の方と下の方では形が違うなど、結構不思議なところがあります。「原体験は特殊なものに触れるのも大切!」の言葉には、なるほどなあと重みを感じました。ゴマって結構、「したたか」なのではないでしょうか。次回、報告したいと思います。

 

☆情報あれこれ

■ワンダーラボ「えっちゅう理科の森」出展ネタ決定!!

今年のワンダーラボで原体験が出展するネタが,國眼さんの旗振りのもとで以下のように出そろいました。

山田先生の「やってみよう原体験」,國眼さんの「細密充填構造の秘密を探ろう」,高田さんの「LEDコイン電池モーターで回転の仕組みを探ろう」,斉藤さんの「風立ちぬ!?動物や飛行機のモデルを作って飛ばそう」,松田さんの「筋肉の模型をつくろう」,中永さんの「慣性の法則と落下の不思議」,水野さんの「LED提灯作りでLEDのことを知ろう」,泉さんの「電磁力で競争しよう」以上の8ネタです。

さらに磨きをかけて本番に臨みましょう!

 

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