第1027回 例会情報 7月15日


参加者 山田先生、古寺さん、梶原さん、廣瀬さん、高田昌さん、高田要さん、テッドさん、志水さん、泉、

廣瀬さんのお持たせ 抹茶のケーキ

著作権の問題提起が山田先生からありました。北海道教育大学から入試に使った問題に山田先生の文章が使われ、使用許諾の書類が来ました。

入試問題に使われたことで、原体験に関係した内容を含むものがこれから出版されてくると考えられます。

原体験として、これから著作権についてどう考えるか。今までは無料で利用できるようにしていたが、これからは利用料を取った方が良いのではないか。そして、使用料を原体験教育研究会の収入にできると良い。

日本の自然観を英訳して伝わるかどうかを考えたいと山田先生から提案がありました。テッドさんに英訳してもらい、原体験の考えも含めたものとして検討したいと思います。日本的な科学(理科)には感性を含めているが、これを日本人以外に伝えることができるかが課題だと考えています。

危険な実験の話題がありました。火吹きの実験(口に含んだエタノールを霧状に吹き出し火を付ける)、聴診器の事故(集音部と膜部の部分を弾くととんでもない音が鼓膜を刺激)の話がでました。廣瀬さんから聴診器の構造について話題がありました。普通使う部分の反対側はどうなっているかというものです。以前は反対側は子どもの心音を聞くことに使ったそうですが、今は殆ど使わないそうです。

「吸いまっせ」真空ポンプを高田昌が持って来られました。ペットボトルを潰すためのもので、750円でした。原体験のメンバーであれば、いろいろな用途に使えそうです。

舗装道路でマムシに噛まれることが加西で3人あったそうです。草むらであれば、分かりますが、見通しが良いと思われるところでも噛まれるようです。

高田昌さんのミラクルロケットを紹介されました。ナイロン製で編んだ筒状のもので、筒を押し縮めて手のひらに包み込み、手を開くとロケットのように飛び出します。

廣瀬さんから学校飼育動物の歴史を聞きました。日露戦争当時、ウサギの毛皮で防寒着を作るため飼育が始められ、ニワトリは戦争中の食料生産、家庭での飼育技術の向上を目指すものでした。戦後もしばらくは、食料生産の意味がありましたが、現在ではそれらが忘れられているようです。

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