今日の参加者は、山田先生、向田、梶原、志水、高田昌慶、廣瀬、テッド、岸本、大西、お客様として、三島さん、山下さん、中村さん、中永、若者達3名は春休みのせいか行方不明です。
今日は、「原体験としてするべき活動、したい活動」というコンセプトで浮かび上がってきた、体験教室の会議でした。社団法人「自然大陸」の三島さん、大阪コミュニケーション専門学校の山下さんが訪問してくださいました。三島さんは、自然キャンプを仕事として立ち上げるべく奮闘しておられるそうで、原体験との連携で理論を学びながら経営として成り立つキャンプを模索されているようです。梶原さんの教え子でもあり、パワフルな話しぶりが頼もしい方でした。一方、その恩師という村上さんは、高校生の頃からシャチの保護や環境教育に興味を持たれカナダの大学に留学、現在大阪の専門学校で動物飼育について教えておられるそうです。
まず、三島さんから、自然教室の提案がありました。残念ながら地元やしろの森、生涯教育センターでは採算が取れず、豊中市立青少年自然の家「わっぱる」(リンク:豊中市立青少年自然の家 わっぱる)での開催を提案されました。やはり原体験は地元などにこだわらず各地に出て行くのが宿命のようです。
山下さんからは、専門のシャチの生態と保護、カナダのシャチを中心とした観光産業について教えていただきました。シャチ、オルカというとどう猛なイメージがありますが、自然界では人間を襲った記録はないそうです。また、イルカとクジラの明確な区別はなく、主に大きさで区別されているとのことでした。 1頭1頭個体識別ができるそうです。ポイントは背びれの形や傷、そして、白い模様の大きさや形です。資料をもとにして、識別練習もさせていただきました。また、当たり前ではありますがヘソがあること、雌雄の別も性器の形で見分けられることなどを教わりました。
パッドシステムの中村さんが来訪され、新しいデータベースの提案がありました。まだまだ検討の余地はありますが、プロの目は確かに違います。
梶原さんからは、三木で行われている、箸作りの紹介がありました。市販品のように見えますが梶原さんの手作りだそうです。一番興味を示されたのは廣瀬さん、きっと行かれると見ました。
http://www.mikishi-kankou.com/
中永が紹介したのは、LAG MIRROR という数秒前の自分が見られるソフトです。撮影した画像を数秒(1秒〜10秒)遅らせて再生してくれます。使い道はいろいろあります。体育の跳び箱で使うと子ども達は汗をいっぱいかきながら何度も何度も手のつき方や、腰の高さを見ながら挑戦します。また、物理実験では見逃した瞬間が数秒後に再生されるので、実験の確認ができます。このソフトは無料で配布されていて,カメラ付きのパソコンなら、お金をかけずにシステムが作れます。またカメラ付きでないパソコンなら,今夜持参した中永購入のカメラはなんと1080円。それでもまあまあの画像で再生してくれます。
今夜も廣瀬さんの手作りおやつ、やる気も出てきます。