第872回 原体験教育研究会例会2012/09/28


参加者:山田先生、増澤先生、古寺、廣瀬、Ted、梶原、志水、高田(要)、高田(昌)、福島、梅村さん、高相

 

■ナガコガネグモの巣アート

 

 

 

 

 

 

我らが「虫愛でる姫君」大西さんから情報を得て、たつの市のギャラリーで展示中のクモの網アート展を見に行きました。船曳さんというクモの研究家が、試行錯誤し、クモの巣をそのまま写し取リ、作品をディスプレイ。方法も開示。ちょうど、保育園児に実践指導中。なんと、保育園児にも簡単にできちゃうのです。・・・ということで、早速やってみました。左の写真が実際のクモの巣。右の写真が、それをそのまま台紙に移動したクモの巣。(廣瀬)

船曳和代 <http://www.res.otemon.ac.jp/~kamura/spweb/index_spweb.htm

聞けば当たり前ですが、あまりにもそのままズバリのクモの巣標本。この世に2つと同じものがない自然の造形美が、いとも簡単に写し取れるなんて。素晴らしい発想に驚かされました。5年生に見せると、やってみたい!と言う子が多数。

 

■エノコログサのひげ(先週に引き続き)

エノコログサのひげ

やり方:エノコログサの穂から茎を1cm程残してちぎる。次に茎を2等分してそのまま穂先を半分にする。(うまく出来ない場合は茎を歯で扱いて白い固い部分を2つに分ける)口と鼻の間に挟むとエノコログサのひげがマジックテープの鍵の部分のように作用して首を振ったり、走り回っても取れない優れもの!

 

 

 

 

 

■振り子おもちゃ

一つだけに集中して動かす!

振り子のおもちゃを山田先生が実演して頂いた。重要なことは何より「口上」。こどもに対して実演するならば、「念力」、「心で動かす」というように説明。中学性以上になると「恋愛は魂と魂の触れ合い」とおもりを男女に見立てて、一つだけを動かすことが自らの一途な気持ちを表現するよう説明。大学生や院生に対してはおもちゃの原理を共振、共鳴、共震動等の言葉を使って根拠を明確に示すことが出来る。このように老若男女問わず楽しめるおもちゃである。

 

 

■自然観察の要

要さんが捕まえた水生生物

 

 

 

 

 

 

 

左から姫タニシ(汚い水)、姫モノアラ貝、やんまSPの幼虫

ハイイロゲンゴロウ、ヒラマキミズマイマイも持ってきて頂いたがあまり良い写真が撮れませんでした。ちなみに例会ではゲンゴロウの英名でWhirligig beetleと話し合っていたが、調べてみるとWhirligig beetleはミズスマシの事を言うらしい。ゲンゴロウの英名はDiving beetleと言う。ちなみに、ゲンゴロウは水中で生活するのに対してミズスマシはアメンボのように水面で生活する。そのため、ゲンゴロウは水中を泳ぐために後ろ足長くブラシ状に発達しているが、ミズスマシはそうではなく前足が長く、中足、後足ともにゲンゴロウよりも短い。

 

■本日のおやつ

本日のおやつ

 

・焼き豚と枝豆のバター醤油おむすび、チョコレートパウンドケーキ(廣瀬さんより)

・回転焼き(古寺さんより)

 

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