参加者:山田先生、中永、廣瀬、Ted、向田、高田(要)、高田(昌)、志水、増澤、高相
■はねるシャボン玉(ガリレオ工房の実験書より)
準備するもの:フィルムケース、布地手袋(片手のみ)、ストロー、ヒアルロン酸入り化粧水「極潤」など、洗剤「キュキュット」(界面活性剤45%)
実験ではフィルムケースを6つ用意し、それぞれに半分くらい「極潤」を入れる。比較実験を行う為に、洗剤をそれぞれ5滴、6滴、7滴、8滴、9滴、10滴と分けた。右手又は左手に手袋を付け、反対側の手にはストローを持つ。化粧水と洗剤をストローでよく混ぜ、ストローの先にシャボン液を付けて吹く。 そのままシャボン玉がストローから離れてから手袋でシャボン玉をはじくと、まるでボールのように「ぽよよーん」とはねる。これまでのグリセリンや砂糖混合シャボン玉とは、弾力性が違う!洗剤の量を比較しながらシャボン玉を作ったが、やはり10滴が一番長持ちするように感じた。
シャボン玉をはねさせることに慣れたら、シャボン玉リフティングもやってみよう。シャボン玉を触ったり、尚かつボールのように扱えるのは不思議で、子どもを大いに惹く実験だなと感じた。
この実験は、中筋小の若手理科担当の黒川氏から得た情報を追試したものです。ちなみに、リフティングは、黒川氏と子どもたちのアイディアです! 年寄りには目から鱗でした。
手袋で紙風船をつくようにシャボン玉をつく?実際に自分の目で確かめるまで、私には信じがたいことでした。(だってねぇ、割れるじゃんと思う人は私だけではないはず)。もっとも、私以外の原体験メンバーは、至極当然という反応で、それも私には驚きでした。
*高田(昌)さん、楽しい実験ありがとう。
■コオロギほいほい追試
高田要さんに教わった「コオロギほいほい」を理科室にセットしたところ、休み時間のたびに黒山の人だかり!「釣れた〜乗った〜逃げた〜と子どもたちは大喜び。昔、ナスビで地味〜に飼育していたのがウソのよう。
俄然、人気者になったエンマコオロギ達。でも紙製の「ほいほい」がフンまみれになって、いかにも汚い!そこで、電線コードカバーをカットしてアルミテープで組み立てた「洗えるほいほい」を開発? 糸も水糸にしてカラフルに。エサは万能リンゴで飼育。ただ、毎朝のフンの拭き取りが大変ではありますが。
その中の1頭が脱皮したのを、子どもが目ざとく発見。スズムシほど白くはありませんが、産卵管も白いメスの姿を初めて見ることができました。
■アメリカタカサブロウ、エノコログザ、キンエノコログサでひげ作り
エノコログサのひげ→エノコログザの穂から数センチ離れたところを茎から取り、茎を丁度半分になるように割いてそのまま穂を途中まで二等分して先端を少し残す。割けた両端を両手で持って、そのまま鼻と口の間に挟んでみると不思議なエノコログサのひげが出来る。ちょっと奇抜にも見えるかも知れないが、これであなたも気分はダリ?
山田先生がひげ作りを伝授、しかも、愉快な「ひげ顔」を堂々披露。先生の世代はダリでなく軍人さんかな?真似をして高相さんと廣瀬はひげ作りにチャレンジしましたが、途中で挫折。山田先生は「子どもにはなかなかできない」と・・・うーん、子どもじゃないんだけど。
■自然観察の要
高田さんが捕まえてきた昆虫たち。なかなか違いを理解するのに苦労しました。この機会に名前を覚えたいです。
■植物について
彼岸花の歌について
花が咲くときは葉がなく、逆に葉があるときは花は咲かない。そうした彼岸花の生態を理解した歌を中勘助は歌った。
秋野のに咲きたる花をおよび折り、数数えれば、七草の花
萩が花、尾花、葛花、ナデシコの花、オミナエシまたふじばかま、あさがおのはな
葉見ず花見ず秋の野に
ぽつんと咲いたまんじゅしゃげ
から紅に燃えながら
葉の見えぬこそさびしけれ (中 勘助)
裸にて炎と化すや曼珠沙華 (中 勘助)
■本日のおやつ(廣瀬さんより)
栗おこわ、イチジクのヨーグルトケーキ
栗おこわは 栗がごろごろ入っていて美味しかったです。イチジクのケーキもイチジクのプチプチ感が味わった後にほのかにヨーグルトの風味を味わうことが出来て美味しかった!ごちそうさまでした。