原体験研究会例会 2012/02/10


参加者:山田先生、Ted、向田、西村、梶原、亀山、松岡、廣瀬、志水、高田、中永、中村、髙相 計13人

本日8時過ぎに到着したところ山田先生がいらっしゃるだけだったが、9時過ぎから徐々に人が多く集まり、最終的に13人集まった。人が集まるまでTedさんとアメリカと日本の学校の話や、就職活動の違いについて話をした。興味深かったことは、アメリカが各州ごとに独立した教員採用システムを持っていたり、実習の期間が日本より長かったりすることである。そこで日本と違いアメリカは地方分権が明確になっていると感じた。やはり地域ごとに子どもの実態は異なるはずなので、地域に合わせた活動を取り入れやすいのではないか。また同時に、学力差が生じる可能性もあると思ったが、それに対してはアメリカの方が寛大なのでしょうか。気になるところです。(髙相)

■ササユリ(梶原さん)

左1年もの、右4年ものの球根。ササユリは綺麗な花を咲かせるが、花粉が服につくと大変なことになると話題に。数年でもこのくらいしか成長しないのだと驚いた。

 

ササユリ

さすがは梶原さん!4年も寝かせてじっくり育て上げた球根らしい球根ですね。1年目のものも球根だと聞いてビックリシャックリしました。(高田) 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ウーメラ(投擲具)(中永さん)

投擲具

左の写真を見て頂きたい。これは何だと思われるだろうか。これは我々の祖先(ホモサピエンス)が使っていたと考えられる投擲具である。

右端の突起部分に槍を載せ棒の左端を手でもち、槍を飛ばすことが出来る。この道具の発明により、ホモサピエンスは力強いネアンデルタール人を絶滅に追いやる事が出来たのではないかと予想されている。

アボリジニの人はこれをウーメラと呼び、狩猟に使うものから部族の規律を守る道具としても利用された。(NHKより)

ネアンデルタール人が、同じ時代にホモサピエンスと覇権争いをして敗れ去ったとは知りませんでした。脳の容量が変わらなかったことにもビックリ。体格的には、はるかに不利だった。この投擲具を使いこなしたことでホモサピエンスが勝利したとは、ちょっと納得できない情報でした。それにしても何とも言えないこの美しいフォルム。やはり飛び物は魅力的ですね。(高田

 

投擲具を振り回す志水さん。このての道具は手に取ると離しません。槍を引っかける部分の作りについて、ウンチクを語っておられました。この日は、自分のコンピューターがこの部屋から久々にネットにつながったこともあり、途中で睡眠をとられる場面もありましたが絶好調でした。(中永)

 
 
志水さんの個展が開かれます。
期日 平成24年3月27日(火)〜4月1日(日)
場所 GALLERY北野坂
   神戸市中央区山本通1-7-17  (JR三宮から徒歩10分)

 

 

 

 

■筒型打楽器(中永さん)

竹で作られた筒型の楽器。木琴のように竹の側面を叩くのではなく竹の切られた口を平らなマレットのような棒で叩くと音がなる。そのため打撃音は柔らかく、温かみのある音が出た。

前回、広島の土肥さんに教わったパイプ楽器を紹介したとき、藤田くんが、手よりも大きな音が出る叩く道具があると教えてくれました。この硬質スポンジ製の打具?で叩くと、本当に大きな音を出すことができました。(高田)

ベトナムに伝わるクロンプットという楽器のミニチュア版です。竹の工作は作りやすいようで堅いために難しいものが多いのですが、これは比較的作りやすそうです。

 

■今日のおやつ

・おいなりさん(大根の麹づけ、シーチキン)、お芋のきんつば、煎茶入り栗のパウンドケーキ(廣瀬さん)

・スイートスプリング(西村さん)

ごちそうさまでした。

宮崎産スイートスプリング

今日のおやつ

 

 

 

 

 

 

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