ネコの水飲み


ガショ水飲み ネコの水飲み

少しばかり、見にくいかもしれませんが・・・透明な容器にはラインの位置まで水道水が入っています。ご覧のとおり、ネコがその水を飲んでいるのですが、左手(左前脚)を容器の中につけたまま水を飲んでいるのがわかりますか?

この子は、毎回、こうやって水を飲みます。子猫のときには、容器の水に直接口をつけることができませんでした。前脚を水にザブッとつけて、前脚についた水をジュブジュブ?チューチュー?吸っていました。5才になった今は、なんとか口で飲めるようにはなりましたが、どういうわけか、必ず、左前脚を水につけていないと水が飲めません。全く意味不明の行動です。

ただ、このようなネコは、そう珍しくありません。「ネコ・手・水飲み」などで検索すると多くのユーモラスな動画が表示されます。行動学の解説書などでは、「水遊び」、また、「ネコの先祖は砂漠生まれ。当時は、砂やチリを濾しとって水を飲んでいたので、その名残」と言われています。けれども、この子を見る限り、決して水遊びではありません。喉の渇きを癒やす以外の目的はありません。まっすぐ容器に向かい、前脚を差し入れて水を一心不乱に飲み、飲み終わると、すみやかに離れます。先祖が砂漠生まれ云々も、今一つ、腑に落ちません。この行動の意味、いったい何でしょう?

 

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