四季を感じるふるさと体験 冬 2月7日


やしろの森公園のプログラムとして、原体験の考え方で実施しています。

原体験関係参加者 山田先生、梶原さん、大西さん、テッドさん、泉

プログラム参加者 大人と小学生、幼児で26名

これまで、季節ごとにテーマを考えて実施してきました。冬のテーマは「火」にしています。集まった顔ぶれを見て、臨機応変に内容を変え、天候によっても変更をする前提で準備しています。幸い天気には恵まれました。

今回は、焚き火体験をメインにし、マッチだけ用意して、家族ごとに小さな焚き火を作ることに挑戦してもらいました。P1070912枯れ葉、枯れ枝を集め、新聞紙などの助燃物はない状態で火を起こしました。ある程度のP1070947熾(おき)ができたところで、サツマイモをアルミホイルなどで包まず、そのまま熾の中に入れ、焼き芋を作りました。熾P1070886の熱だけで焼くので、時間はかかりますが、焦げずに美味しくできます。

家族ごとの焚き火と同時に大きな焚き火も作りました。プログラムの最初に林床整備で刈った笹を運び出す作業を行い、この笹を燃しました。これだけでは足りないので、除伐した材を集めて大きな焚き火としました。途中で里芋を掘りに行き、家族ごとに一株の里芋を掘り、井戸水で洗い、大きな焚き火で作った熾の中にアルミホイルで包んだ芋を入れました。こちらは火力が強いので、ホイル等で包まずに入れると焦げて炭になってしまいます。

大きな焚き火の熾にはさらにダッチオーブンをセットしました。ダッチオーブンの中には、サツマイモ、里芋、ニンジン、玉ねぎ、キャベツを入れました。蒸し焼きができるまで30分ほどかかるのP1070994P1080012で、その間に公園の中を散歩し、合鴨、カエルの卵などを見て回りました。

予定より遅くなりましたが、午後1時前から里芋の焼き芋を食べ、ダッチオーブンの中のものを食べました。里芋の焼き芋は始めて食べた方が多かったのですが、美味しいと評価されました。ダッチオーブンの焼き芋は柔らかく甘いので、高い評価でした。キャベツは始めてやってみましたが、想像以上に甘くて美味でした。

普段の生活では焚き火をすることは難しく、このような機会に火を扱うことは原体験として重要だと思っています。

次は4月に「春」のプログラムを行う予定です。野草を食べることを予定しています。

 

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