★第926回 例会報告
参加者:山田先生,泉さん,中永さん,古寺さん,廣瀬さん,梶原さん,高田要さん,TEDさん,高田昌さん,城さん,江口さん,志水さん、岸本さん
☆Gentaiken Teachers Labo
■意外がいっぱい,スッポンの骨
梶原さんが,捕獲したスッポンを仲間と食され,骨格を標本にして見せてくださいました。驚くべきは首の長さ! 普通にサイドを持つと,長い首を伸ばして噛まれるので,知った人は,甲羅の後ろを持つそうです。歯に指を当ててみると,かなり先が尖っていて,噛まれると大変なことになるのも頷けます。梶原さんが噛まれなかったのは,たまたまラッキーだったそうです。
骨格標本の作り方あれこれ。煮る。川の流水にさらす。砂埋め。土葬。ポリデント(最後の仕上げに効果あり)などなど。
スッポンの首の骨の長さに仰天!ふだん、どのように収納しているのか気になります。蛇腹状?どなたか教えて下さい。
■案外大きい,ツキノワグマの骨格
人間と比べてみると,違いがよくわかります。
■美を感じた,アライグマの内蔵
獣くさいのですが,美しい! メカ?機能美? 野生は黄色い脂肪が巻いていないので綺麗! 横隔膜の美しさに感動!と,梶原さん。しかし,生体を扱われている廣瀬さんから見ると、全てが濁って見えるそうです。生体の時は、もっと鮮度を感じさせる色合いだとか。また、老犬と比べると、若い犬は外見だけでなく内蔵も若々しいそうです。
■科学は道徳から離れたもの。
美味しい,美しいは感じるもので,科学的に抽出できないものだということです。
■VICTORINOXでつくる《脳育工作キット》「ひのきのとんぼ」「親子ばし」
VICTORINOXが出しているパンフレット。竹は子どもの工作材料としては固いし,滑るので不向き。檜は刃が入りやすく工作しやすいようです。
国際竹とんぼ協会兵庫県本部としては驚愕の製品です。竹とんぼをヒノキで作ることは思いつきませんでした。牛乳パックで作ったり、プラバンで作っておきながら、木で作ることは思いつきませんでした。まだ作っていませんが、竹よりはかなり作りやすそうです。
☆話題あれこれ
■屠殺される前の家畜に恐怖感はあるのか。
動じないのは猟犬。少々の外傷治療なら麻酔無しということも。子犬の時期に断尾されても平気なダックスフント。しかし,経験があると怖がるようになります。また,記憶があるので,獣医さんを怖がることもあるそうです。
犬の雑誌にもストレス特集が組まれる昨今。ペットにどこまで配慮するのか。心配しすぎてかえって徒になる(ストレス耐性が弱くなる)こともあります。憂慮するような事例(ストレスで血尿が出ることも!)もあり、悩ましいところです。
■冬の原体験イベント(社の森)
2月1日のイベントと今後のあり方について討論しました。思い返せば,これまで集客は人任せで苦労知らずでした。原体験の自然体験イベントをどうとらえるのか,個々の考えが飛び交いました。
☆本日のおやつ
・岸本さん差し入れのきなこと黒豆のおはぎ。抹茶もたてて下さいました。
いつもこんなにしていただくだけの値打ちがあるのかと・・・ありがたいことです。