★第919回 例会報告
参加者:山田先生,古寺さん,梶原さん,中永さん、廣瀬さん,高田要さん、志水さん,TEDさん,國眼さん、陣在さん
☆自然観察の要
今夜は「自然観察の要」からのスタートです。
今回は「身近なひっつきむし(秋版)」としてA4紙面の都合上12種類をまとめてみました。アメリカセンダングサ・コセンダングサ・キンミズヒキ・アレチヌスビトハギ・ヌスビトハギ・ミズヒキ・ヒナタイノコズチ・チカラシバ・ササクサ・アレチウリ・オオオナモミ・コメナモミの12種類です。それぞれの枠に花と葉・ひっつきむしの部分の拡大写真と種子を張り付ける丸い枠を作りました。種子を張り付けて比べるとそのその違いがよく見えて多くの発見がありました。また教材に使うための種子の保存については少し青みの残る種子を採集してきて風通しの良い日陰で乾燥させた後新聞紙に包んで保管するのがベストであることを学びました。
来年は春・夏版と合わせて完成版を作ってみようと思っています。
要さんが今夜用意して下さったのはひっつき虫(秋)実物事典です。これだけの材料と台紙の作成は本当に力作です。自然観察教室としても特上の題材でしょう。
■巨大?ヤマナシ
中永が持ち込んだのはヤマナシです。山田先生によると、こんな大きなものは見たことがないそうです。宮沢賢治の「やまなし」が光村図書の6年国語にのっていたのですが、今は教科書会社が変わったので使えませんでした・・・。
☆話題あれこれ
■阿蘇山巡検
泉さんからは、阿蘇山巡検の報告がありました。退職したとはいえ科学への興味はつきないようです(ホント?)。そして一枚の不思議な写真が・・・
これは地熱発電所の熱水をくみ上げるパイプのカットモデルです。パイプの中に詰まっているのは熱水の中に溶け込んでいた成分が、くみ上げるにつれて析出してきます。地熱発電の不都合な真実なのかと話題になりました。
泉さんはお土産に「光る石」をみなさんにプレゼントしてくださいました。正体はわかりませんが、キラキラひかっています。
☆Gentaiken Teachers Labo
■六方最密充填
國眼さんは、えっちゅうに持ちこむ細密充填を披露。35枚のワッシャがギチギチに詰め込まれた箱にさらにもう一枚詰め込むというもの。工作精度に突っ込みがありましたが、準備万端です。