菖蒲の角(つの)飾り


5月5日は子どもの日です。

子どもの日と言っても、私達の世代には、端午の節句、男の子のお祝いという印象です。勇ましい兜の豪華な飾りや、空を泳ぐ鯉のぼりは、健康や出世(今時、こんな言葉使いませんかね)を願って飾られますが、やはり男のためのもの。

もっとも、昨今は女の子用にも鯉のぼりを飾る家庭が4割弱という調査もあるようです。

また、この日は、菖蒲湯の日でもありますね。丈夫な体を祈念して、お風呂に青々とした菖蒲を浮かべ入浴する習俗です。

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私の生まれた所では、1才未満の赤ちゃんの頭に、菖蒲で作った角(つの)飾りをかぶせて祝います。男の子には、何重にも巻いた屈強そうな「つの」。女の子には一重に巻いたやや小ぶりな「つの」です。赤ちゃんは、それをつけたまま入浴。もちろん、お風呂には青々とした別の菖蒲が浮かんでいます。

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これは女の子用。

 

 

 

 

 

 

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