第863回 原体験教育研究会例会2012/06/22


参加者:山田先生、石原先生、古寺、廣瀬、中永、梶原、向田、高田(要)、Ted、志水、福島、高相

 

■単極モーター(ウルトラニクロムスーパーモーター) (石原先生より)

ウルトラニクロムスーパーモーター

 

材料:ニクロム線0.5mm、マンガン電池、鉄のワッシャー(+極)、ネオジウム磁石(−極)

ニクロム線を輪っか状に曲げ+極に設置するとまるでニクロム線が踊るように動く単極モーターが作れる。またニクロム線だと銅線に比べ導電性が低い、それに加えマンガン電池を使用しているため電池が熱くなりにくい。ニクロム線の形を工夫してどうすれば倒れにくくするか、太さを変えると動きはどのように変化するか等児童に考えさせると面白いのではないか。

 

■   たらようの葉っぱ

たらようの葉

 

葉を火であぶると熱で破壊された組織が短時間のうちに黒く変色し、黒い円のような模様が浮かび上がる。これを円紋あるいは死環という。これは長期にわたって残るため、字を書いておくことができる。まさしく正真正銘の葉書である。また、日本郵便公社は緑化推進を目指してこのタラヨウを「郵便の木」に指定してる。もちろん切手を貼れば郵便として送る事ができる。

 

 

■レーヴェンフックの顕微鏡 (要さんより)

レーヴェンフックの顕微鏡の材料

2mmビーズをキャップに挿入

顕微鏡の完成品

 

 

 

 

 

 

 

 

材料:ペットボトル、竹串、反射板、透明プラスチック版、2mmビーズ玉

500mlペットボトルの上半分を切り、次に反射板を入れるために側面を縦に切る。次に反射板を操作するための竹串を縦に切った反対側に穴を空けて通す。竹串と反射板はセロハンテープで留めておく。その後、ペットボトルに丁度合うようなプラスチック板を用意し飲み口の上に載せる。今回高田さんはプラスチック板を切る型抜き機を自作して用意して頂きました(下の写真参照)。次にキャップに2mの穴を空けてビーズを埋め込む。ビーズの埋め込み具合によって見え方が大きく変わるので、調整がなかなか難しい。調整が終わったら、プラ板とキャップの間に玉ねぎの薄皮を入れキャップを閉める。反射板の角度を合わせ、ペットボトルの閉め具合で焦点距離を合わせるとたまねぎの細胞壁を観察することができた。

高田さんの自作型抜き機

観察を行う山田先生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■一日の始まりは?(Tedさんより)

夜明け、日の出を表す図

 

「日の出っていつから始まるの?」という問いから話し合いが始まった。その中で日の出と夜明けってどのように違うのか、何か基準はあるのかなど、普段何気なく使っている言葉に注目して考えさせられた。

夜明けの基準は人それぞれ違うかもしれないが、子どもに夜明けとは何か?と考えさせ、朝早く起きて「夜明け」を目の当たりにすることは原体験教育に繋がるのではないかと感じた。

 

■本日のおやつ(古寺さん、廣瀬さんより)

本日のおやつ

混ぜおにぎり

抹茶と小豆のパウンドケーキ

サバ寿司

マーマレードパウンド

ごちそうさまでした!

 

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